はじめに
日本生命・第一生命などの大手生保会社が節税対策になるとして中小企業の経営者向けに行っている保険関連商品の販売を停止する方向で行くようです。
解約返戻金目的の契約が多い？
国税庁はこの経営者保険を死亡保障などを中心とした保険商品を販売することを前提にしていたところ、むしろ途中解約を前提とした返戻金目的で税負担を逃れることを最大の目的にしているという点で食い違いがあるという見解からそのような決定を下しました。
国税庁は都内に各保険会社の支店長クラスの方を集めて一部の経営者保険についての税務上の扱いを見直すことにしました。第一生命グループ・明治安田生命・住友生命なども当該対象商品の販売を取りやめるという方向になりました。
方針転換するところも
ただ大同生命は経営者保険の節税の部分を見直して新たな商品の販売をしていく方向でいます。生保業界は新たなる経営者保険の販売も含めた様々な戦略の変更を求められそうです。
